プラズマ療法は、「プラズマパルサー(プラズマ発生装置)」と「プラズマウォーター」を使って、細胞内のミトコンドリアにマイナス電子を供給し、活性酸素の発生を抑えながらエネルギー合成を促します。さらにミトコンドリアの働きを活性化しアポトーシスを促す治療法です。ガンの改善を目指して開発されましたが、他にもさまざまな効果があります。
また、マイナス電子の刺激によって血管から一酸化窒素(NO)が放出され、血管を広げ、血液の流れをスムーズにする効果もあります。一酸化窒素(NO)は、ミトコンドリア内の活性酸素を消去する働きもあります。
■プラズマ療法により期待できる効果
プラズマ療法は、疾患の予防や治療だけでなく、健康や美容(若さ)の維持や向上にも役立つ治療法です。
①皮膚から
腰と太ももにパッドを置き、毎秒250万個のマイナス電子を体内に打ち込みます。さらに、マイナス電子で叩かれた部位の毛細血管の内皮細胞から、その刺激により一酸化窒素(NO)が放出されます。
②肺から
プラズマパルサー正面にあるスリットからも250万個のマイナス電子が放出され、呼吸により肺の血液へと取り込まれます。
③消化器から
6,000℃(太陽と同じ温度)のプラズマをあて、マイナス電子を飽和状態にしたプラズマウォーター。空気中の窒素と酸素からNOを作り出し、プラズマの力で水に溶けにくいNOも溶解しています。プラズマパルサーの効果を維持するため、自宅で飲水していただきます。
エネルギー合成はミトコンドリアと呼ばれる細胞内小器官でほとんどが行われます。
エネルギー(正確にはエネルギー伝達物質)とはATP(アデノシン三リン酸)のことを指し、すべての植物、動物および微生物の細胞内に存在する共通のエネルギー分子で、細胞の分裂・代謝から筋肉の収縮まであらゆる生命活動・維持に絶対欠かせません。
ミトコンドリアは酸素を使って栄養(ブドウ糖と脂肪酸)を細かく切断していきます。最終的に水素(H)を取り出し、水素イオン(H+)とマイナス電子(e―)に分けられます。
マイナス電子は水素の原子核の周りを光の速さで回っている高エネルギー物質であり、このエネルギーを利用してATP(アデノシン三リン酸)を合成するのです。
ここでひとつ問題が生じます。ATPを合成する過程でわずかですが活性酸素が生じてしまいます。これは避けることができません。ミトコンドリアは独自のDNA(ミトコンドリアDNA)を持っています。
細胞のDNAのように核膜で保護されておらず、むき出しの状態のため、ATPを合成する代償として活性酸素によって傷ついてしまいます。
その結果、ミトコンドリアは機能を失ってしまい、ATP産生が低下し、がん細胞を処理できなくなったり、老化が進行したりするのです。
その結果、ミトコンドリアは活性化しアポトーシス(後述)や新陳代謝が促されます。
また、一酸化窒素(NO)によってミトコンドリア内の活性酸素も消去されるので、ミトコンドリアDNAの損傷を防ぐこともできます。
細胞の死に方には、大きく2つの異なるタイプが存在します。
1つがネクローシス(壊死:えし)と呼ばれるもので、血行不良や外傷などによって起こる細胞死のことをいいます。
細胞膜が破裂して細胞内に含まれる消化酵素などが漏れ出すので、周囲に炎症を起こします。
もう1つがアポトーシスと呼ばれるもので「(枯れ葉などが木から)落ちる」という意味を持っています。
体をより良い状態に保つために積極的に引き起こされる不必要または異常な細胞の自殺のことです。例えばオタマジャクシからカエルに成長する際に尻尾がなくなるのもアポトーシスによるものです。細胞膜が保たれたまま内部の消化酵素などが漏れ出さずに死んでいくので、周囲に炎症などの悪い影響を及ぼしません。
ガン細胞や老化した細胞、不要となった細胞をアポトーシスさせることで新陳代謝を促し、私たちの身体の恒常性(ホメオスタシス)を維持する重要なメカニズムなのです。
アポトーシスを開始する刺激には、ミトコンドリアと呼ばれる細胞内小器官が重要な役割を担っています。このように、私たちには生まれながらに病気を治す偉大な力、自然治癒力が備わっています。
日々私たちの体内では、ガンや病気の最大原因であるといわれる活性酸素が発生し細胞を傷つけています。
体内で発生した活性酸素は、抗酸化酵素により大部分が除去されます。それでも活性酸素は1日に1個の細胞あたり100万ものDNAを傷つけます。しかし、ガン抑制遺伝子がDNA修復酵素を誘導し、傷ついた遺伝子を速やかに修復してくれます。
遺伝子が修復されずに複製された異常細胞(ガン細胞)を、ミトコンドリアがアポトーシスするよう誘導します。それでも処理されずに残ったわずかな異常細胞(ガン細胞)が、免疫細胞によって除去されるのです。
抗がん剤 | プラズマ療法 | |
がん細胞 | 壊死 | アポトーシス |
がん幹細胞(親玉) | 消せない | 消せる |
正常細胞 | 壊死 | 活性化 |
炎症 | 著明 | なし |
自然治癒力 | 下がる | 上がる |
副作用 | 強い | なし |
患者さんから「電位治療器(市販)との違いは何なのか?」とよくご質問をいただきます。プラズマパルサーは本体でプラズマを発生し、プラスの電子(ポジトロンという体に有害なもの)はアースで除き、エネルギーの源であるマイナス電子(エレクトロン)だけを体に流します。一方、電位治療器はどちらも体内に流すので、わかりやすく言えば微弱な電流を流す低周波治療器と大きく変わりはありません(電流とはポジトロン+エレクトロン。有害+有益=0)。
よって、電位治療器での効能は頭痛、肩こり、不眠・便秘の改善(あくまでも筋肉のマッサージ効果)しか表記できません。がんが治ったとかよく聞きますが、そういった研究・臨床報告や論文は散見できませんでした。
プラズマ療法は医療機関でも使用されております。またプラズマ療法研究会でがんに対する効果は多数報告されており、2016年の米国がん統合医療学会では、ライフタイム・アチーブメント賞(がん消失率NO1の治療としてその年の学会で認められた)を受賞しています。
1回 | 11,000円 |
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8回券 | 70,400円 (1回8,800円) |
12回券 | 92,400円 (1回7,700円) |
1か月フリーパス | 39,800円 |
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1か月間、フリーパス(ただし、1日1回30分とさせていただきます)。ガンや難病、慢性の症状でお悩みの方に。週2回以上(1か月で8回以上)通院可能な方にお得なメニューです。プラズマウォーターは別料金(税込2,750円)になります。