■高校球児(ピッチャー)
プロ野球選手を夢見て頑張ってきた。自分でプロになるためには球速140kmが必要・ノルマだとして信頼あるコーチと二人三脚で一生懸命努力してきたが、何年も135kmの壁を超えることができずあきらめかけていた。当院で治療から2週間目に140kmオーバーを達成した。
■中学3年男子バスケットボール副キャプテン
中体連もあと1週間に迫ってきたころ、市の選抜にも選ばれるキャプテンが怪我で中体連に出場できなくなった。チームとして大黒柱を失い、副キャプテンとしても重責がのしかかり不安と焦りでいっぱいいっぱい。治療1週間後の中体連大会ではスリーポイントが面白いように決まりMVP級の活躍。副キャプテンとしての面目も保つことができた。
■高校3年生女子HIP HOPダンサー
治療後に人前での緊張もなくなり、ダンスのパフォーマンスが上がったのを実感。これまで難しいと思った振り付けも意のままにできるようになった。
■中学3年生女子不登校
進学校に通っていたが中学2年生頃より不登校に。治療を続け半年、中間試験の数学で学年1位の成績をとり学校の噂になった。
イップス(Yips)は、スポーツや競技において、短期間に起こる技術的な問題やパフォーマンスの低下を指す言葉です。イップスの原因は明確にはわかっておらず、脳や神経の機能に関連している可能性や、ストレスや不安、パフォーマンスへの過度な焦りなど、心理的要素もイップスを引き起こす可能性があるといわれています。
自分の思っているようなパフォーマンスができず苦労しているプロのスポーツ選手もいらっしゃいます。しかし、プロにはそれなりのチームドクターやメンタルコーチが専属でいるはずなのに解決にいたっていません。
体液のひとつに脳脊髄液(のうせきずいえき)があります。脳脊髄液とは脳の血液の一部がろ過されて作られ、脳や脊髄の周囲を満たしています。
疲労の蓄積により体液の流れが悪くなると、脳脊髄液の頭蓋(とうがい)からの排出が悪くなり貯留していき次第に脳を圧迫していきます。これを「脳の圧迫ストレス」と呼びます。
脳の圧迫ストレスにより脳圧が上がるので、脳の血巡りが悪くなり酸素と栄養が不足し脳の働きが低下します。脳の中心にある間脳・脳幹(かんのう・のうかん)と呼ばれる自律神経の中枢も働きが低下します。
脳の働きが低下すると、大脳皮質(だいのうひしつ)の機能低下により精神機能・運動機能(骨格筋の動きなど)・感覚機能(五感)の低下を起こします。
さらに、脳の機能が低下すると、全身の筋肉が緊張収縮をおこします(脳の働きが著しく低下した寝たきりの人は筋肉が収縮し固まってますよね)。
背骨を支えている筋肉(脊柱起立筋:せきちゅうきりつきん)も緊張収縮を起こし、背骨のS字カーブが消失し、ストレートスパイン(真っ直ぐな背骨。ストレートネックとも言われます)となります。
全身の筋肉が緊張していますが、特に屈筋(腹筋など)が優位に緊張するので、姿勢は悪くなり、さらに可動域も減ってしまいます。
老化が進み脳の機能が顕著に低下した老人の骨格の歪(ゆが)みは見た目にもわかりますが、スポーツ選手や若い人は見た目にはまったくわかりません。筋肉をほぐしても無理に姿勢を矯正しても、脳の機能の低下が原因なのですぐに元に戻ってしまいます。
自分では意図的に動かそうとしても、脳から筋肉への指令が正常でなかったり、感覚が鈍っていたり、筋肉の緊張や微妙な骨格の歪みにより思ったようにコントロールできなかったり、力を調節できなかったりします。能力はあるのに、十分にその力を発揮できないという状況は非常に辛いものですね。
細胞活性化療法とは、その名の通り、細胞を活性化させ細胞本来の働きを取り戻し細胞を元気にする治療法です。
細胞が元気であるためには、私たちの体に存在する2つの流れが速やかに滞りなく流れていることが必要不可欠になってきます。
ひとつ目が、脳や脊髄(せきずい)、体の隅々まで張り巡らされた神経を介した「電気の流れ」です。神経系は大きく自律神経、運動神経、感覚神経がありますが、特に自律神経は生命の維持や体の恒常性(ホメオスタシス)を維持するために必要です。
もうひとつが、私たちの体重の60%を占めている体液の「水の流れ」です。体液が滞りなく流れていれば、細胞ひとつひとつに酸素と栄養が供給され十分な機能を発揮できるためのエネルギーを生成することができます。
脳に十分な酸素と栄養が行き渡り、脳の細胞は元気を取り戻します。それによって大脳皮質の働きが戻り、運動機能・感覚機能・精神機能が回復します。また、全身の筋肉の緊張が解け、ストレートスパイン(ストレートネック)が治り、姿勢もよくなり可動域も広がり、自分の意のままに体を動かせることができるようになり、能力を十二分に発揮することができるようになります。
この二つの流れを改善し、すべての細胞に元気と活力を与える治療が細胞活性化療法なのです。細胞活性化療法は「CSFプラクティス」と「プラズマ療法」を主体とした当院独自の治療法です。
緊張やプレッシャーのせいで、本番で本来の実力を発揮できないことがありますよね。そのような悔しい経験をされたことがあるかもしれません。
細胞活性化療法で脳の機能を改善し、能力を引き出せても、本番で緊張してしまってはせっかくの治療も台無しになってしまいます。
私たちの脳には、感情や記憶を司る大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)という領域があります。大脳辺縁系は、過去の経験や記憶に基づいて感情を形成します。例えば、負けたり、失敗したり、叱られた経験は、大脳辺縁系に刻まれ、次の本番に向けて恐れや不安が湧き上がってきます。
そして、大脳辺縁系のすぐそばには自律神経中枢があります。緊張が高まると、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、心拍数や呼吸が速くなり、体が震えることがあります。
そこで、キネシオロジーとよばれる技法を使い、このような感情の障害を特定し解消することができます。キネシオロジーは、陰陽五行の考え方を活用して、体に悪影響を及ぼす感情を明らかにします。つまり、エネルギーバランスを崩してしまう感情を発見し、本番や目標に向けて心を落ち着かせるためにエネルギーバランスを整えていくのです。
あなたの才能や能力を最大限に発揮するために、キネシオロジーは有効な手段です。感情のブロックを取り除き、自信と集中力を高め、本番でのパフォーマンスを最高のものにすることができるでしょう。自分自身に対して積極的な思考を持ち、心と体のバランスを整えながら、目標に向かって進んでください。
価格 | 38,800円 (120分) |
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イップス治療・能力開花の治療は、ひとつの目標設定(例:○○大会で活躍している)につき1回の治療で十分です。ただし、数年後の長期的な目標設定の場合は、半年~1年ごとに受けられることをお勧めします。
体のメンテナンスとしてCSFプラクティスやプラズマ療法は定期的に受け、最高のパフォーマンスの維持や疲労回復に努めてください。